アメリカ沿岸警備隊カッター「ハミルトン」級
USCGC WHEC HAMILTON(WHEC-715) class
ハミルトンWHEC-7151967/2竣工2011/3退役後、フィリピン海軍に供与されグレゴリオ・デル・ピラールとして再就役
ダラスWHEC-7161967/10竣工2012/3退役後、フィリピン海軍に供与されラモン・アルカラスとして再就役
メロンWHEC-7171967/10竣工米沿岸警備隊で現役
チェイスWHEC-7181968/3竣工2011/3退役後、ナイジェリア海軍に供与されサンダーとして再就役
バウトウエルWHEC-7191968/6竣工2016/3退役後、フィリピン海軍に供与されアンドレス・ボニファシオとして再就役
シャーマンWHEC-7201968/8竣工米沿岸警備隊で現役
ギャラティンWHEC-7211968/12竣工2014/3退役後、ナイジェリア海軍に供与されオカパバナナとして再就役
モーゲンソーWHEC-7221969/2竣工2017/4退役後、ベトナムに供与され海上警察CSB8020として再就役
ラッシュWHEC-7231969/7竣工2015/2退役後、バングラディッシュ海軍に供与されサンドラ・アヴィジャンとして再就役
ダグラス・マンローWHEC-7241971/9竣工米沿岸警備隊で現役
シャーヴィスWHEC-7251971/12竣工2012/5退役後、バングラディッシュ海軍に供与されサムドロ・ジヨイとして再就役
ミジェットWHEC-7261972/3竣工米沿岸警備隊で現役

(写真上)
WHEC-724「ダグラス・マンロー」。仰角をかけた76mm単装砲にご注目頂きたい。ヘリ格納庫は入れ子式を採用、船尾付近に20mmCIWSを搭載している。

(写真右)
横須賀基地で撮影したWHEC-722「モーゲンソー」
前部甲板室上に76mm単装砲が見える。本船はベトナム海上警察に供与されている。

「ハミルトン」級は1960年代設計のカッターで60年代後半から70年代後半にかけて12隻建造された。 かなり老朽化しているがOTOブレダ製76mm単装砲や20mmCIWSを装備するなどの改良を受けており依然として 沿岸警備隊に4隻が健在である。ヘリコプター格納庫は入れ子式を採用しているがイタリア海軍の「ルポ」級とよく似た構造となっている。本クラスはハープーン 対艦ミサイルや短魚雷発射管を装備した事もあったが現在は全て撤去されている。

出来ればもっと早期に新型カッターに更新すべきであったと思われるが沿岸警備隊も予算事情は大変厳しいようだ。 なお、沿岸警備隊を退役した8隻が外国(フィリピン3隻、ナイジェリア2隻、バングラディッシュ2隻、ベトナム1隻)が供与されている。中小国では 使い勝手がいいようだ。

満載排水量 3353t
全長 115.2m、幅 13.1m 吃水 6.1m
主機/軸数 CODOG(ガスタービン2基/ディーゼル2基)/2軸、出力 36000馬力,速力 29ノット
兵装
・76mm単装砲×1、20mmCIWS×1、25mm単装機銃×2
搭載機
・ヘリコプター1機
乗員 162名

目次へ

太平洋の海鷲 inserted by FC2 system