HMCS FFH HALIFAX CLSS
カナダ海軍フリゲイト「ハリファックス」級
ハリファックスFFH-330セント・ジョン造船所1992年6月竣工
バンクーバーFFH-331セント・ジョン造船所1993年8月竣工
ヴィル・ド・ケベックFFH-332マリン・インダストリーズ社1994年7月竣工
トロントFFH-333セント・ジョン造船所1993年7月竣工
レジャイナFFH-334マリン・インダストリーズ社1994年9月竣工
カルガリーFFH-335マリン・インダストリー社1995年5月竣工
モントリオールFFH-336セント・ジョン造船所1994年7月
フレデリクトンFFH-337セント・ジョン造船所1994年9月
ウィニペグFFH-338セント・ジョン造船所1995年6月
シャーロットタウンFFH-339セント・ジョン造船所1995年9月
セント・ジョンズFFH-340セント・ジョン造船所1996年6月
オタワFFH-341セント・ジョン造船所1996年9月

FFH-334 Regina
(写真上)平成26年9月、東京晴海に来航した5番艦「レジャイナ」
メインマスト基部に描かれたカナダ国旗が誇らしい

1980年代になるとカナダ海軍で使用されていた水上艦艇が老朽化しその代替としてカナダで国産建造されたのが「ハリファックス」級である。

90年代に12隻が建造されたが同時期に建造されたイギリス海軍のフリゲイト23型と大きさやステルス性を意識した外観、性能が非常によく似ている。 対空・対潜・対艦のバランスが取れた汎用型水上艦であり90年代に竣工した水上艦艇としては世界水準にあった。

今日においてもカナダ海軍の主力であり今後も HCM/FELEXと呼ばれる近代化能力向上を行い当分の間現役に留まると思われる。
FFH-341 Ottawa

(写真上/左)
12番艦「オタワ」。平成23年8月に来日した際の艦容。ハープーンSSM発射筒は未装備

前甲板に搭載された艦砲は57mm速射砲ボフォースMk2。
砲塔内は無人化されており最大発射速度220発/分という非常に優れた性能を持つ。

この砲は小型艦艇用に開発されており「ハリファックス」級のような大型の 水上艦艇に搭載されるのは珍しい例だ。ステルス性を向上させる為、艦橋は2層と低く煙突も直線デザインである。

煙突両側に装備されているシー・スパロー 短SAM用の垂直発射装置VLSは独特な配置になっている。16セル(片舷8セル)が装備されているが発射筒は上甲板上にむき出しになっており波浪から守る為のシールドが 設置されていて外観上の特色。

煙突直後にはハープーンSSM4連装発射筒2基が装備。ヘリコプター格納庫上には20mmCIWSが搭載され両舷への射撃が可能。

近代化能力向上HCM/FELEXを受けた9番艦「ウィニペグ」

FFH-348 Winnipeg

平成28年1月、東京湾で撮影した「ウィニペグ」

本艦は近代化能力向上HCM/FELEXを受けており艦橋天蓋に装備されているFCSはスウェーデン・サーブ社製のCEROS 200、対空レーダーはオランダ・シグナール社製の 3次元レーダーSMART-Sに換装されている。
満載排水量 4847t
全長   134.7m、幅 16.4m、吃水 5m
主機/2軸 CODOG(ガスタービン2基/ディーゼル1基)2軸、出力 47494馬力、速力 29ノット
兵装
・発展型シー・スパロー短SAM用VLS2基(16セル)、ハープーンSSM 4連装発射筒2基、57mm単装速射砲1基、20mmCIWS1基、324mm連装短魚雷発射管2基
搭載機 ヘリコプター1機
乗員 215名


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