九六式十五糎榴弾砲

靖国神社遊就館で保存展示中の九六式十五糎榴弾砲

本砲は沖縄戦で奮戦した野戦重砲兵第一連隊の装備砲で砲盾などは失われ損傷が目立つが国内で現存する数少ない九六式として貴重な存在
九六式十五糎榴弾砲は四年式十五糎榴弾砲の後継砲として開発された。 第二次大戦期の他国の150mm級榴弾砲とほぼ同水準の性能を持つ優れた火砲であり陸軍の主力火砲として支那戦線で実戦初参加し以後も各戦線で活躍した。 それまでの火砲に比べ高性能な分だけ 重量があり繋駕(馬で引く)ではなく牽引車両の使用を前提としておりこの点からも近代的な存在であった。牽引には主として九六式六屯牽引車ロケが 使用された。欧米の一流陸軍国に比べ機械化が遅れたとの印象が強い日本陸軍だが少しずつだが着実に機械化は進んでいた。約440門が製造された。

砲身
・口径 149.1粍
・全長 3.523粍(23.6口径)
初速  540m/s
最大射程 11.900m


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太平洋の海鷲

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