平成25年度陸上自衛隊武山駐屯地祭


東部方面混成団 創立2周年
5月26日(日)、神奈川県横須賀市に所在する陸上自衛隊武山駐屯地において東部方面混成団創立2周年記念行事が開催されました。
東部方面混成団は旧第1教育団を中核に第1師団から移管した第31普通科連隊を統合して誕生し2012年度末には第12旅団から移管した第48普通科連隊を 編入した方面混成団で自衛官候補生、陸曹候補生、即応予備自衛官の訓練などを担当しています。また、陸自で唯一の女性自衛官教育隊(朝霞駐屯地所在)、 第1機甲教育隊(駒門駐屯地所在)、第3陸曹教育隊(板妻駐屯地所在)なども隷下にあり教育色の強い部隊でもあります。武山駐屯地に向かうにはJR横須賀駅、京急 横須賀中央駅から京急バスに乗車し林バス停で下車するのが一般的ですが特に帰宅時はかなり混雑します。観客席からグランド方向は逆光気味で 晴天時には撮影に工夫が必要。
観閲行進

観閲行進の最後は第1機甲教育隊が行進。74式戦車、74式戦車(G)、90式戦車、10式戦車と陸自が保有する現有戦車全てが登場。

(写真上より)
第117教育大隊(自衛官候補生)
女子自衛官教育隊(陸曹候補生)
第31普通科連隊本部
第48普通科連隊第1中隊の軽装甲機動車
第48普通科連隊第2中隊の高機動車
第1機甲教育隊の96式装輪装甲車及び74式戦車
第1機甲教育隊の10式戦車


第302保安警務中隊、東部方面音楽隊による特別儀仗訓練展示

第302保安警務中隊は平成20年3月に第302保安中隊を改編する形で編成された。
外国要人の来日時にメディアで大きく取り上げられる部隊で知名度は高く自衛隊の代表と言える存在だが同隊の特別儀仗訓練展示の一般公開が行われるのは 武山駐屯地ぐらいである。この日は93名の隊員が訓練展示に参加しアメリカ大統領への特別儀仗を想定した訓練を披露した。訓練とは言え日米両国の国旗が 掲揚、国歌が演奏され会場には独特の緊張感が漂う。普段は平和慣れしている日本人が”国防”を感じる瞬間でもある。


模擬戦編

模擬戦では第1機甲教育隊が中心となり90式戦車、10式戦車、96式装輪装甲車が敵地を攻撃する野戦形式の訓練展示が行われた。
陸自に僅か4両しか配備されていない74式戦車(G)は敵部隊として登場。なお、10式戦車と90式戦車も空砲射撃を行った。従来は120mm滑腔砲用の 空砲は74式戦車の105mm砲用の空砲より音が小さく迫力に欠けていたが当日の空砲射撃は74式と同じぐらいの大音量で迫力十分だった。新型空砲であろうか ・・・?

(写真上)観客席から向かって右側には敵部隊が布陣する。74式戦車(G)も敵戦車として登場

(写真上)第1機甲教育隊の90式戦車、次いで10式戦車が会場に進入する。まるで映画「遠すぎた橋」のワンシーンのような迫力

(写真上右)155mm榴弾砲FH−70の空砲射撃はブレてしまいました。

(写真上)敵地に突入した90式戦車が機銃掃射を行う。120mm滑腔砲用の空砲が出来るまでは各地の訓練展示でも90式は機銃掃射のみだった。

(写真上)戦車や装甲車に支援された普通科が敵地を制圧する。たとえ時代が進化しても最後に敵地を制圧するのはあくまで歩兵であり戦車のみの突進では目的を 達成する事は出来ない。


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