平成25年度陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地祭


平成25年4月14日(日)、陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地において駐屯地創立39周年記念行事が開催されました。
滝ヶ原駐屯地には普通科教導連隊、評価支援隊、教育支援施設隊などが所在しており普通科の装備では常に最新装備が優先的に配備されています。中距離多目的 誘導弾や無人偵察機も展示され注目度の高い駐屯地です。JR御殿場駅からはかなり離れておりバスの本数も少ないので車で行くしかありません。駐車場 は完備していますが25年度からは一般見学者は駐屯地に隣接する駐車場に変更になりました(駐屯地までは歩いて数分)。創立記念行事は練馬駐屯地と重なる事が多く 毎年どちらに行くかで悩んでいますが首都圏在住の私は基本的には比較的自宅近くの練馬に行く事が多いです。


観閲行進

(写真上より)
・普通科教導連隊第1中隊の89式装甲戦闘車
高価の為、67両で生産終了し第11普通科連隊以外で部隊配備されているのは普通科教導連隊だけだ。

・普通科教導連隊第2中隊の軽装甲機動車

・普通科教導連隊第3中隊の高機動車

(写真左)
・普通科教導連隊対戦車中隊の79式重MAT

(写真下)
・教育支援施設隊の施設作業車
施設作業車も調達数が少なく配備が進んでいない。


.


模擬戦

(写真上より)
・会場に飛来した多目的ヘリ UH−1J
UH−1Hをベースに国内開発された。機首上部先端のワイヤーカッターが特徴だ。既にH型はほとんどが用廃となっており陸自ヘリの数的主力。 後継機であるUH−60JAが高価すぎて数が増えないので当面は現役に残る。UH−60JAは電子装備を簡略化したり民間仕様型の導入など調達コストを低減させる 努力が急務だろう。なお、国内開発を前提としたUH−X計画は白紙化され懸念される事態となっている。

(写真上右)
・会場に進入する偵察隊のオートバイ
時代が進化してもオートバイによる斥候の重要性に変化はない。毎度の事ながらオートバイ隊員の技量の高さには感嘆させられる。

(写真上左)
・会場に進入する普教2中の軽装甲機動車

(写真右)
・会場に進入する中距離多目的誘導弾発射機
今後の普通科対戦車戦力の主力。ダイレクトヒットに加えトップアタックも可能な完全撃ちっ放しミサイル。中距離多目的誘導弾は79式重MAT、87式中MAT の後継兵器とされており普通科ナンバー中隊対戦車小隊に配備され現行の対戦車中隊は将来的に廃止されると思われる。


-

(写真上)赤い鉢巻をした敵部隊

(写真上)敵部隊に機銃掃射を行う普教2中の軽装甲機動車

(写真上左)会場に進入する普教1中の89式装甲戦闘車 (写真上右)会場に進入する評価支援隊戦車中隊の74式戦車

(写真右)
制式化から40年近く経過したが74式戦車の高い機動性は健在だ。 陸自兵器は他国のように近代化されないので74式も戦力価値が低下したのは否めない。せめてM60A3レベルまで性能向上 していたらその評価はもっと変っていただろう。

(写真上)FH−70による空砲射撃


装備品展示

滝ヶ原駐屯地では隣接する米海兵隊より比較的マイナーな装備品が展示される。

(写真上左)戦車教導隊の10式戦車 (写真上右)米海兵隊の耐地雷防護車両MRAP

(写真上左)米海兵隊M1123 (写真上右)米海兵隊ソフトスキン車両


目次へ

太平洋の海鷲 inserted by FC2 system