三式十二糎高射砲
TYPE3 120mm Anti-aircraft Cannon
(写真上)千葉県下志津にある陸自高射学校で展示されている三式十二糎高射砲の砲身
1930年代後半になると航空機の発達は急速であり対空火器の近代化は急務となった。
三式十二糎高射砲は成層圏を飛行する敵機を攻撃する為に開発された要地防空用の重高射砲で約140門が製造されほとんどが内地部隊に配備された。 最大射高は14000mに達し他国の高射砲と比較しても遜色のない性能を有していた。自動開閉式の閉鎖機を備え照準も機械化されており 本土防空の主力高射砲であった。

口径 120粍
最大射高 14000m
最大射程 20500m
初速   853m/s
弾量   23.4kg



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