2015/6 トルコ海軍フリゲイト「ゲディズ」公開

平成27年6月7日(日)、東京晴海で開催されたトルコ海軍フリゲイトF-495「ゲディズ」の一般公開の模様です。
メディアでも報道されたのでかなりの見学者が来ていました。本艦はアメリカ海軍の「O.H ペリー」級フリゲイト「J.A ムーア」(1981年11月竣工) の後身で2000年7月にトルコ海軍で再就役しています。因みにトルコ海軍では本艦を含めて「O.H ペリー」級を8隻運用しています。米艦時代との変更点は 前甲板にシー・スパロー用VLSを装備した事とS-70ヘリコプターを搭載する為に艦尾を延長した事です。なお、曳航ソナー供与されなかった模様です。
T.C.G. GEDiZ F495
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(写真上左)晴海ふ頭に停泊する「ゲディズ」
(写真上右)前甲板に装備された7.62mm機関銃G3
言うまでもなく第二次大戦中にナチスドイツが製造した傑作機関銃MG42の戦後版で今も世界中で使用されているが日本ではこんな機会でしか見ることは出来ない。

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(写真上左)前甲板には米艦時代にはなかったシー・スパロー用VLSが装備されている。
同様の改造事例はオーストラリアの同型艦にも見られる。
(写真上右)上部構造物天蓋には給油用ホースや各種レドームが装備されている。

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(写真上左)ヘリコプター格納庫のシャッター
(写真左)艦首方向から見た「ゲディズ」
「O.H ペリー」級の特徴である顕著なブルワーク、フレアがかけられた舷側の状況が分かる。艦橋構造物は垂直面で構成されており ステルス性重視の今日では旧式な感じは免れない


(写真左)右舷側から見た「ゲディズ」
「O.H ペリー」級はオーストラリアをはじめ多くの親米国に供与されたがその中にはパキスタンやエジプトなどのイスラム諸国、旧東側陣営のポーランドも含まれる。 スペインと台湾ではライセンス生産も行われた。アメリカ海軍では約20隻が残っており2線級戦力として哨戒艦的な運用がされているが 他国では依然として水上艦艇の中核的な存在として活躍している。 中小国では運用コストも安く使い勝手のいいフリゲイトだ。


(写真左)ホストシップを務めた護衛艦「たかなみ」
アメリカとは立場が大きく異なる日本だがそろそろ自衛隊中古兵器の友好国への供与を真剣に考える時ではないでしょうか・・・?
武器輸出/供与は単にビジネス上の儲け話だけでなく相手国に対する影響力を大きく左右します。だからこそアメリカもロシアもフランスも中国も武器輸出/供与 しているのです。


(写真左)「たかなみ」から見た「ゲディズ」

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太平洋の海鷲

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