平成26年度陸上自衛隊駒門駐屯地祭・観閲行進


日時:平成26年4月26日(日)
場所:陸上自衛隊駒門駐屯地
平成26年4月26日に開催された陸上自衛隊駒門駐屯地創立54周年記念行事の模様です。
第1機甲教育隊と第1戦車大隊が所在し10式戦車、90式戦車、74式戦車、74式戦車(G)と陸自が保有する4タイプの現用戦車を全て見れるお得な駐屯地祭 です。また、11式装軌車回収車や96式装輪装甲車、73式装甲車も見れて陸自AFVの現状を学ぶには必見の駐屯地と言えます。首都圏からも比較的 行き易いので陸自マニアにお薦めです。26年度は天候が目まぐるしく変る天候でしたが機甲部隊の迫力を十分に堪能出来ました。

開門時は晴天でしたが式典開始頃は曇り始め模擬戦が始まる頃には雨が降り出してくる天候で富士周辺の気象の変化の激しさを実感した。

グランド正面は招待席が占め一般見学者はその後ろで見るしかありません。結局のところ観閲部隊出口付近ぐらいしか撮影ポイントがありません。 その為、知識のあるマニア風の人はそこに集中します。逆光気味でもあり撮影し難いのが玉に瑕です。



観閲行進
10式戦車を中心にした機甲部隊の観閲行進は迫力満点です。
新中期防では戦車を300両まで減らしてしまう計画ですが果たしてそれでいいのでしょうか・・・? 防衛力は将来予想されるあらゆる脅威に対抗出来るものでなくては なりません。現実では日本本土への直接大規模侵攻は確かに可能性は非常に低いですが近い将来も全くない、とは誰にも言い切れません。現に冷戦が終結して20年、 誰もが米ロの新冷戦など想像していなかったのにウクライナ危機が発生しました。国土を最後に護るのは陸上戦力であり戦車はその中核です。現時点でも北海道に 300両、九州に80両、本州に80両、教育所要に50両程度を考えても最低限500両は必要でしょう。
(写真上)高射特科の93式近SAM
師団/旅団高射特科の主力で全国に配備されている。高価が祟り北方の一部部隊に配備が留まった87式自走高射機関砲とは対照的だ。
(写真上)偵察隊バイクと第1機甲教育隊の87式偵察警戒車
87式偵察警戒車は平成25年度予算でも調達が継続されておりこれまでに111両が予算化されている。後継となる近接戦闘車「偵察」型の開発が進んでいる。
(写真上)”駒門駐”と表記された10式戦車
新中期防では44両が整備される。
(写真上)第1戦車大隊の96式装輪装甲車
1両約1億円と比較的安価で調達は順調に進んでおり平成26年度までに365両が予算化され全国の各部隊に配備されている。
(写真上)第1戦車大隊の74式戦車
昭和49年の制式化から40年が経過し74式もいよいよ完全用廃が迫ってきた。61式戦車と同じく一度も実戦を経験しないでの引退となりそうだ。
(写真上)第1機甲教育隊の90式戦車
今後も北方中心の配備となりそうで九州の戦車隊には10式戦車が充足されるらしい。

(写真上左)10式戦車。富士山をモチーフしたと思われる派手な部隊マークにご注目下さい
(写真上右)第1機甲教育隊の73式装甲車。北海道以外では駒門と高射学校ぐらいでしか見れない。

目次へ

太平洋の海鷲

inserted by FC2 system